こんにちは!
フリーランス3年目の2児ママばねやんです!
「自分らしく生きたい」と思いながらも、気づけば他人の期待や意見に振り回されてしまう…。
そんな経験、ありませんか?
30代を迎え、これからの人生をもっと自分らしく過ごしたい!
だけど周りの目や評価を気にして、自分の気持ちを後回しにしてしまうこともありますよね。
そんな悩みを解決するカギが「自分軸を確立すること」です。
私自身、20代の頃は他人の意見に左右され、自分で選択したことが少なく、後悔の連続でした。
でも、30代になってから「自分軸」を意識するようになり、ブレずに自分の価値観で行動できるようになりました。
その結果、毎日が充実し、心から満たされる時間を過ごせるようになったんです。
この記事では、「ブレない自分軸を確立する方法」を分かりやすく解説します。
自分軸と他人軸の違いとは?
「自分軸」と「他人軸」という言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
なんとなく意味はわかる気がするけれど、実際にはどういうことなのか曖昧な方も多いはず。
今回は、この2つの違いについて、具体的に解説していきます。
自分軸とは?
自分軸とは、「自分の価値観を大切にし、自分の本音に従って生きること」。
一言でいえば、「自分がどうしたいか」を中心に物事を選択していく生き方のことです。
- 「海外旅行に行って新しい世界を見てみたい」
- 「副業に挑戦して、自分の可能性を広げてみたい」
- 「ママ友とのランチより、今日は子どもとゆっくり過ごしたい」
- 「もっと成長したいから、この本を読んでみよう」
どれも共通しているのは、「自分がこうしたい」と思う気持ちを素直に受け止め、それに基づいて行動していること。
自分軸で生きていると、自分らしさがどんどん磨かれ、周りに流されずに心地よい人生を作ることができます。
他人軸とは?
一方で、他人軸とは「他人の期待や周囲の意見に振り回され、自分の本音を無視してしまうこと」。
「〇〇しなければいけない」「〇〇すべき」といった義務感やプレッシャーに支配されている状態です。
- 「インスタでいいねが欲しいから海外旅行に行く」
- 「周りが副業を始めているから、なんとなく自分もやる」
- 「ママ友に嫌われたくないから無理して予定を合わせる」
- 「教養がないと思われたくないから、本を読む」
こうした行動の背景には、「自分がどうしたいか」よりも「周りがどう思うか」という他人の視線があります。
結果として、自分の本当の気持ちを押し殺し、どこか息苦しさを感じる人生になってしまうことも。
なぜ自分軸で生きることが大切なのか?
ここまでの記事を読んで、「やっぱり自分軸で生きたほうがいいかも」と感じた方も多いのではないでしょうか?
でも、実際にどんなメリットがあるのか、そして他人軸で生きることにどんなデメリットがあるのかを知ることで、さらに自分軸で生きる大切さが見えてきます。
ここでは、その具体的なポイントを解説していきます。
自分軸で生きるメリット
自分軸で生きることで得られるメリットは、大きく7つあります。
1. 自分の意志で選択・行動できる
他人に振り回されることなく、自分の価値観や信念に基づいて選択できます。
結果: 自分の人生に責任を持てるようになり、後悔が少なくなります。
例: 「家族と一緒に過ごす時間を優先する」など、自分にとっての本当の大切を選べるようになる。
2. ストレスが減る
他人の評価や期待に左右されないため、精神的に安定しやすくなります。
例: 「ママ友にどう思われるか」を気にせず、自分の心地よい範囲で付き合えるようになる。
3. 自己肯定感が高まる
自分の価値観や目標に沿った行動を取ることで、「これで良かった」と感じやすくなります。
結果: 自分自身を認める気持ちが高まり、存在価値を実感できるようになります。
4. 本当にやりたいことができる
他人の目を気にせず、自分が心から楽しい、満足できると思えることに集中できます。
例: 「趣味の教室に通う」「自分のスキルを活かした副業を始める」など、新しい挑戦も怖くなくなる。
5. 人間関係が楽になる
他人に過剰に合わせなくなるため、気の合う人との関係を大切にできるようになります。
結果: 無理な付き合いを減らし、本当に信頼できる人間関係が築けます。
6. 失敗しても納得できる
たとえ失敗しても、自分で決めたことだからと納得しやすくなります。
結果: 失敗をポジティブに捉え、次の挑戦への糧にできる。
7. 心の余裕が生まれる
自分に必要なことだけに集中できるので、心にゆとりができ、日々の充実感が高まります。
結果: 忙しさに流されず、感謝や喜びを感じやすくなる。
自分軸と他人軸を比較するとこんな感じです!
他人軸になっていないかチェックリスト
現在、あなたは「自分軸」でしょうか?
それとも「他人軸」でしょうか?
以下の項目にいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
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1. 日々の選択に関する質問
- □ 他人の期待や評価を気にして、やりたくないことを引き受けることが多い。
- □ 人に「どう思われるか」を考えすぎて、行動を躊躇してしまう。
- □ SNSの「いいね」やコメントの数が気になり、投稿内容を他人目線で決めることがある。
- □ 自分が本当にしたいことよりも、周囲の意見や流行を優先している。
- □ 予定やスケジュールを組む際、まず家族や友人の希望を優先してしまう。
2. 感情や考えに関する質問
- □ 自分の考えよりも、他人の意見の方が正しいと感じやすい。
- □ 断るのが苦手で、つい無理をしてしまう。
- □ 他人からの批判や否定に過剰に落ち込むことがある。
- □ 「本当はこうしたいけど、周りにどう思われるかな?」と考えることが多い。
- □ 自分の気持ちを伝えることが難しく、相手に合わせてしまうことがある。
3. 自分の軸に関する質問
- □ 自分が何をしたいのか、何が好きなのか、はっきり答えられないことがある。
- □ 自分の行動や選択に、自信が持てない。
- □ 他人と比較して、「あの人は上手くやっているのに自分は…」と落ち込むことがある。
- □ 自分が何を大切にしているのか(価値観)が曖昧に感じる。
- □ 他人に合わせすぎて、「自分らしさ」を見失っていると感じることがある。
4. 人間関係に関する質問
- □ 自分の意見や気持ちを伝えず、相手に合わせてしまうことが多い。
- □ 友人や家族との付き合いで、気乗りしないことも断れず参加してしまう。
- □ 誰かが不機嫌だと、自分のせいではないかと気にしてしまう。
- □ 他人に頼まれると、断るのが申し訳なく感じる。
- □ 人と比べて自分が劣っていると感じ、自己否定してしまうことがある。
結果の見方
- 0〜5個: 他人軸の影響は少なく、自分軸を大切にしている傾向があります。
- 6〜10個: 他人の期待や評価に影響されやすい部分があるかもしれません。自分軸を意識して行動してみましょう。
- 11〜15個: 他人軸で生きている可能性が高いです。自分の価値観や気持ちを優先する意識を持ち、少しずつ変化を試みましょう。
- 16個以上: 他人軸が強くなりすぎている状態です。自分自身と向き合い、他人の目を気にせず行動する練習が必要です。
6つ以上当てはまる方は、「他人軸」である可能性が高いです
6つ以上当てはまっちゃった・・!
どうしよう・・。
大丈夫!
次のステップは【自分軸を確立する方法】を紹介するよ!
自分軸を確立する方法
では、自分軸を確立するための具体的な方法を7つご紹介します。
これらを日々意識して取り入れることで、確実に自分軸を強化することができます。
- 価値観を明確にする
- 小さな自己決定を積み重ねる
- 本音を大事にする
- 思い込みを捨てる
- 自分の好き・嫌いを明確にする
- 目標を設定する
- 憧れを捨てる
順番に解説していきます。
1. 価値観を明確にする
最初に取り組むべきは、自分の価値観を明確にすることです。
価値観とは、あなたの人生における判断基準のこと。
これが明確になると、日々の選択がぐっとスムーズになります。
具体例を出して解説します。
たとえば、あなたの価値観が「シンプル」だとします。
この価値観に基づいて行動すると、次のような選択が自然にできるようになります。
- 余計なものを買わない
- 必要なものだけを選ぶ
- 流行に流されず、自分に合うアイテムを選ぶ
その結果、部屋はスッキリ片付き、日々の生活が心地よくなるでしょう。
価値観が曖昧な場合、次のような行動に陥りがちです。
- SNSで流行している服やグッズをなんとなく購入
- 気づいたら部屋がモノで溢れ、ストレスを抱える
- 「なんでこんなに疲れるの?」と自分に疑問を感じる
つまり、価値観が不明確だと判断基準がぶれ、他人の意見や流行に流されやすくなります。
その結果、モヤモヤとした不満が積み重なる人生になりがちです。
価値観を明確にするコツ
価値観がはっきりしていると、判断に迷ったときでも「これは自分の価値観に合っている?」「ズレている?」と瞬時に判断できるようになります。
そして、自分の基準に合わないことは、迷わず【やらない】という選択が可能です。
でもさ、いきなり自分の価値観なんて分からない…
安心して!
誰でも簡単に価値観を明確にするワークがあるの!
何それ!?
教えて!!
価値観が分からない方はこちらの記事を参考に↓
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2.小さな意思決定を積み重ねる
2つ目は、「自分で意思決定をする」ことを少しずつ積み重ねることです。
自分で決める経験を重ねると、幸福感が増し、「自分の人生を自分でコントロールしている」という実感が得られるようになります。
これは、アメリカの心理学者エドワード・デシとリチャード・ライアンが提唱した【自己決定理論】という考え方に基づいています。
自己決定理論では、「人は自分の意思で行動することでモチベーションが高まり、幸福度が上がる」とされています。
誰にでも経験がありそうな例を紹介するね。
《子供の頃の体験》
「勉強しなさい!」と親に言われても、やる気が湧かない。
でも、自分がやりたいゲームなら、時間を忘れて夢中になれる。
《大人の体験》
「昇進のために仕方なく英語を勉強する」
でもやる気が出ない。そしてできない自分に落ち込む。
一方で、「海外旅行で現地の人と話せるようになりたい!」と、自発的に英語を勉強する場合
→ やる気を意識せずとも自然に取り組める。
自分で決めることで得られる効果
人間は他人に決められたり、やらされたりすると幸福度が下がります。
一方で、自分で決定すると、幸福度が上がり、自分に自信を持てるようになります。
だから自分で決めるってすごく大事!
今まで全然自分で決めてこなかった・・。
だから今日から全部自分で決める!
良い志!
だけど、決断力をつけるために注意して欲しいことがあるの。
それは「小さな意思決定から始める」こと。
今まで他人任せだった人が、いきなり大きな決断をしようとするとハードルが高く、リスクも増えます。
- 会社を辞めて起業する
- 出会って間もない人と結婚を決める
- 家を建てる
- 今日着る服を自分で決める
- ランチに何を食べるか選ぶ
- 朝飲む飲み物を決める
まずは次のような「日常の小さな選択」から始めましょう。
「自分で決める」という行為そのものが重要です。
たとえば、夕飯を決めるときに「面倒だから夫や子どもに聞こう」と決定を委ねてしまうのではなく、自分で考えて決めるクセをつけましょう。
「今日はカレーにしよう」「この服を着よう」といった小さなことを自分で選択するだけでも、次第に自分軸を鍛えることができます。
3.本音を大切にする
3つ目のポイントは、自分の本音を大切にすることです。
日常の選択や判断をするとき、「頭で考えること」ではなく、「心がどう感じているか」に耳を傾けましょう。
- 頭の声:メリット・デメリット、常識や「こうするべき」といった思考に基づく判断。
- 心の声:「やりたい」「やりたくない」といった感情や直感から湧き上がる本音。
どちらも必要な要素ではだけど、自分軸を持つためには「心の声」を優先することが大切。
迷ったときに「本音」を見つける方法
何か迷いが生じたとき、こう自問してみてください。
「本当は、自分はどうしたい?」
この問いを習慣化することで、他人の意見や常識に流されず、自分の本音に気づく練習ができます。
【子どもの保育園問題】
たとえば、夫婦で子どもの保育園について話し合ったとします。
3歳未満で保育園に入れると保育料も高いし、子どもがかわいそうだよ。3歳になるまで君が育てたほうがいい。
頭の声:確かに私が育てれば保育料もかからないし、子どもとの時間も増える。それが良さそう…
心の声:でも、本当はキャリアと子育てを両立したい。
保育園に入れて仕事復帰して、その分、子どもとの時間を大切にしたい。
このように、本音に気づかないまま夫の意見に流されると、次のような結果になるかもしれません。
- キャリアが遠のき、「あのとき復帰していれば…」と後悔する。
- やりたいことができず、心にモヤモヤを抱える。
- 子どもに対してもイライラしてしまう。
- さらに、「私を説得した夫のせいだ」と不満が募る。
本音を大切にする大切さ
時間は巻き戻せません。
その場で本音に従った選択をしなければ、後悔につながることが多いものです。
そのため、建前や他人の期待ではなく、自分の心の声を大切にする習慣を持ちましょう。
4.思い込みを捨てると得られるもの
4つ目のステップは、「〜すべき」「〜しなければ」という思い込みを手放すことです。
なぜなら、この義務感は【他人軸】から生まれており、自分らしい生き方を邪魔してしまうからです。
「頑張りすぎママ」に多い思い込み
子育て中のママさんたちは特に、「良い母親でいなければ」という思い込みに縛られがちです。
以下のような考え方に心当たりはありませんか?
- 「絶対に子どもと遊んであげないといけない」
- 「お部屋は毎日キレイにしておかないといけない」
- 「3歳までは自宅保育をしなければいけない」
- 「1日3食栄養バランスの整った手作りの食事を用意しなければいけない」
真面目な人ほど、義務感に縛られることが多いよね。
思い込みを捨てると得られるもの
「〜ねば」「〜べき」を優先しすぎると、本来の自分がやりたいことが分からなくなり、疲れ果ててしまいます。
しかし、これを手放すとどうなるでしょう?
- 自分の負担が減り、心に余裕が生まれる。
- 「こうしなければいけない」というストレスから解放される。
- 自分が本当にやりたいことに時間を使えるようになる。
メリットしかないっ!!
思い込みを手放すための具体的なステップ
日常の中で「〜すべき」「〜しなければ」と思った瞬間に、次の質問を自分に投げかけてみましょう。
- 「これは本当に私がやりたいこと?」
- 「誰のためにそうしているの?」
- 「もっと楽にする方法はない?」
たとえば、子どものご飯作りで悩んだときに…
1日3食、栄養バランスの整った手作りじゃなきゃいけない!!
と思っていたら・・
今日は冷凍食品を使ってもいいかも。
と柔軟に考えることができます。
「〜ねば」「〜べき」に縛られることは、自分軸を曇らせる原因になります。
日常の中で義務感を感じたら、「本当に自分がやりたいことなのか?」と深掘りする習慣をつけていきましょう。
5.自分の好き・嫌いを明確にする
5つ目のステップは、「自分の好き・嫌いを明確にする」ことです。
なぜなら、自分の好みがわからないと、価値観や感情に基づいた行動ができず、他人軸に流されてしまいやすいからです。
日常生活の中で、「これ好きかも」「これ嫌だな」となんとなく感じることはありますよね?
しかし、それを言語化して整理することはあまりありません。
好みをしっかりと明確にすることで、日々の選択がスムーズになり、自分らしい生き方が見えてきます。
好き・嫌いを明確にする方法
まずはカテゴリごとに分けて考えてみましょう。
自分の好き・嫌いをリストアップすることで、自分の価値観がはっきりしてきます。
以下のカテゴリを参考に、考えてみてください。
1. 日常生活の中での好き・嫌い
- 家事(例:掃除、料理、洗濯)
- 育児(例:絵本を読む、しつけ)
- タスク(例:買い物、スケジュール管理)
2. 人間関係の好き・嫌い
- 家族や友人との関わり方
- ママ友や職場の同僚との付き合い
3. 仕事・働き方の好き・嫌い
- 作業内容(例:接客、文章作成)
- 働く環境(例:在宅ワーク、オフィス勤務)
4. 趣味や興味の好き・嫌い
- アクティブな趣味(例:旅行、スポーツ)
- インドアな趣味(例:読書、映画鑑賞)
5. 環境や場所の好き・嫌い
- 自宅の雰囲気や働く場所
6. 食事・健康の好き・嫌い
- 食べ物や健康習慣(例:運動、睡眠)
私の実例を紹介します。
【好き】
- 料理:「食材が一つの料理になったときの達成感が楽しい」
- 片付け:「スッキリした空間を見ると心地よい」
【嫌い】
- 洗濯:「シワを伸ばしたり干す作業が面倒」
- 掃除機:「隅々まで丁寧にやると疲れる」
- 買い物:「スーパーで探す手間や重い荷物を持つのがストレス」
嫌いなことへの対策
嫌いなことは無理に頑張る必要はありません。
- 時短家電や家事代行サービスを利用する。
- ネットスーパーを活用して買い物の負担を減らすなど。
嫌いなことを減らすと、ストレスが軽減され、幸福度が大幅にアップします!
嫌いなことは徹底してやらない(笑)
6.目標を設定しよう
6つ目のステップは「目標を設定すること」です。
目標が明確になると、それに向かって突き進むため、他人の目や意見が気にならなくなります。
たとえば、「副業を始めたい」と考えているときに、ママ友からランチのお誘いがあったとします。
【目標が明確な場合】
「副業の準備に時間を使いたいから」とすぐに断れる。
【目標が曖昧な場合】
「特に理由もないし、断るのも悪いかな」となんとなく参加してしまう。
目標がはっきりしていると、「自分は何をするべきか」「何に時間を使うべきか」が自然と明確になります。
そのため、判断基準がブレず、必要な選択がしやすくなるのです。
目標設定が難しいときは?
でも目標設定なんて難しい・・
そんな方はこの記事を参考に↓
簡単に取り組めるワークシートを用意していますので、目標設定が苦手な方でも安心して始められます。
7.憧れを捨てる
7つ目のステップは、「憧れを捨てること」です。
え!?
憧れっていいものじゃないの?
実はそうでもないよ。
憧れは一見ポジティブな感情に思えますが、実は「ないものねだり」であり、自分を否定し、他人と比較してしまう原因になることがあります。
憧れが自分を苦しめる理由
私の昔の実例を紹介します。
私が以前の職場で憧れていたのは、【いつも明るく、仕事もでき、他部署の同僚からもモテる美人なA先輩】でした。
- 廊下を歩くたびに「Aちゃん!」と声をかけられ、周囲と楽しそうに話すA先輩。
- 一方の私は人見知りで、そんな彼女を眺めながら「どうして私はA先輩のようになれないんだろう…」と自己否定に陥っていた。
【その結果】
- 「私はダメな人間だ」と思い込んで落ち込む日々。
- A先輩が職場を去ったあとも、自分を変えることができず、他部署の同僚と仲良くなることはなかった。
憧れを手放すとどうなる?
そんなときに、「憧れを捨てるべき」という考え方に出会いました。
それからは次のように考えるようにしたのです。
「私は他人の誰にもなれない。それなら憧れるのをやめよう!」
そう割り切ることで、自己否定が減り、自分軸で生きることができるようになりました。
他人と比較しなくなると、自分らしさを大切にする余裕が生まれ、心が軽くなります。
- 憧れの対象を客観的に見つめる
「あの人が素敵なのは、その人自身の努力や環境があるから」と割り切る。 - 自分が得意なことに目を向ける
他人と比べず、「自分の持ち味」を見つけて育てることに集中する。 - 自分らしい目標を設定する
他人のようになりたいではなく、「自分の成長」に目を向ける。
私が他人軸から自分軸に変わった話
最後に、私が他人軸で生きてきた人生から、自分軸を見つけて変わった経験をお話しさせてください。
他人軸だった20代までの私
20代までの私は、完全に他人軸で生きていました。
- 親が選んだ服を着る
なんとなく違和感を感じても、自分では選べず、親が買ってきたものをそのまま着る。 - 部活で先生の言いなり
高校時代の部活動では、厳しい先生の言葉が絶対で、自分の意思は関係なく、軍隊のように動く。 - 親のすすめで進路を決める
「資格は一生ものだから」と親に言われるまま管理栄養士の資格を取るために大学に進学。
自分が本当にやりたいことかは考えない。 - 恋人の言いなり
当時付き合っていた男性にすべての決定権を握られ、意見を言うこともなく従う。 - 友人関係でも自己主張せず
友人に不満があっても、自分の意見を言わずに合わせるだけ。 - 職場で断れない
上司に頼まれる残業を断れず、毎日引き受けて疲弊する日々。
なぜ他人軸だったのか?
振り返ると、これらの原因は 「価値観が明確でなかった」 ことにあります。
価値観が不明確だと、判断基準がなく、自分で選択することができませんでした。
さらに根本的な問題は、「自分の人生に責任を取りたくない」 という気持ち。
- 自分で決めると、失敗しても誰のせいにもできない。
- 他人に決めてもらえば、「私が決めたわけじゃないから」と逃げ道ができる。
完全に自分の人生と向き合えていなかった・・。
30代を前に訪れた転機
しかし、30代を前にして自分の人生を振り返ったとき、そこにあったのは 「後悔の連続」。
- 自分で選んだと思えることが少なく、どの選択も満足できなかった。
- 自分の人生を生きているはずなのに、他人に振り回される日々。
当たり前でだよね。
全部他人任せにしていたから。
「自分で決める」ことをしていない人生では、満足感を得ることは難しいのです。
自分軸を見つけたステップ
私はまず、自分の価値観を明確にすること から始めました。
その後、「どんな小さなことでも自分で決める」ことを日常生活に取り入れるようにしました。
- 朝ご飯は何を食べるか?
- 今日着る服は何にするか?
- 家事は何から始めるか?など
そうすることで、「自分で決める」クセがついてきました。
大きな決断へとつながった
その結果、私は人生で大きな決断もできるようになりました。
「仕事を辞めてフリーランスになる」という選択 をしたのです。
今では、すべての行動を自分で決め、充実した毎日を送ることができています。
やっと私は他人軸から自分軸へと変わることができたのです。
まとめ: 自分軸を確立して人生の舵を切ろう!
今回は、自分軸の重要性や、自分軸を確立するための具体的な方法についてお話ししました。
自分軸と他人軸の違いは以下の通りです。
自分軸で生きるメリットは以下の通りです。
- 自分の意志で選択・行動できる
- ストレスが減る
- 自己肯定感が高まる
- 本当にやりたいことができる
- 人間関係が楽になる
- 失敗しても納得できる
- 心の余裕が生まれる
現在、他人軸になっていないかのチェックは以下の通りです。
- 日々の選択に関する質問
- 感情や考えに関する質問
- 自分の軸に関する質問
- 人間関係に関する質問
【結果の見方】
6つ以上当てはまる方は、「他人軸」である可能性が高い。
自分軸を確立する方法は以下の通りです。
- 価値観を明確にする
- 小さな自己決定を積み重ねる
- 本音を大事にする
- 思い込みを捨てる
- 自分の好き・嫌いを明確にする
- 目標を設定する
- 憧れを捨てる
私が他人軸から自分軸に変われた実例は以下の通りです。
私も20代までは価値観が不明確で、親や友人、恋人、職場の上司の言葉に流され、他人軸で生きていた。
結果、自分で決めたと思える選択がほとんどなく、後悔の連続。
しかし、30代を前に価値観を明確にし、小さなことから「自分で決める」練習を始めることで変わることができた。
今ではすべての選択を自分で行い、満足感と充実感を得ている。
他人軸から自分軸で生きよう!
「自分軸を見つけるなんて難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
でも、今まで自分の感情にフタをしてきたなら、小さなことから始めれば大丈夫です。
- 自分の好き・嫌いを観察する。
- 日常の選択を自分で決める練習をする。
これを繰り返すことで、少しずつ自分軸が育ち、人生の舵を自分で取れるようになります。
自分の人生を、自分で選んで進むことで、後悔しない人生を作りましょう!
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