
はぁ~。最近、何でもかんでも我慢ばっかりで辛い…。



タム子、それヤバいよ。
我慢ばっかりしてると、後悔だらけの人生になるから。
子育てママになると、家事・育児・仕事に加えて、パートナーや人間関係まで、我慢しなきゃいけないことが多くなりがち。
でも、「自分が我慢すれば丸く収まる」なんて思い続けていると、気づいたときには後悔ばかりの人生になってしまいます。
実は私も20代の頃は、周りの目ばかり気にして、いつも自分の気持ちを後回しにしていました。
その結果、振り返ると「どうしてあのときもっと自分を大切にしなかったんだろう…」という後悔ばかりになっていました。



でも自分の気持ちを優先するようにしたら、びっくりするくらい【自分らしく生きられる】ようになったの!
そこで今回は【我慢をやめて自分の気持ちを優先する方法】についてお伝えします。
- いつも我慢ばかりしてしまう
- 他人の目を気にして、自分の気持ちが分からない
- 他人を優先しすぎて、自分の時間が全然ない
- 自分の本心をどうやって優先すればいいか分からない
我慢ばかりしていた私の失敗談


30歳を迎えて、これまでの人生を振り返ったときに気づいたことがあります。
それは、「20代までの私は、我慢ばかりで後悔だらけの人生だった」ということ。
特に、自分の気持ちを押し殺して他人ばかり優先していたことが原因でした。



どんな失敗があったの?



パートナーシップ、仕事、友人関係…あらゆる場面でね。
特に今でも「あのとき自分をもっと大事にしていれば」と思うことがあるよ。
具体例を話すね。
都合のいい女になりすぎていた?!
パートナーシップにおいて、当時の私は完全に相手の言いなりになっていました。
理由は単純。「自分に自信がなく、嫌われるのが怖かったから」です。
我慢していたことの具体例
- 旅行デートに、彼の友人まで付いてきたけど文句を言わない
(本当は「二人でゆっくりしたい」と思ってたのに、言えなかった) - 休日デートはいつも近場のゲーセンで放置される
(ゲームに全く興味がないのに、待ち続ける苦痛…) - 食べたいものを提案することもできず、全部彼任せ
(「こうしたい」と言えない自分が嫌だった) - 彼の家に泊まったとき、キャバクラに行ってくると言われても笑顔で送り出す
(帰りは平気で朝帰り。それでも怒れない自分が情けなかった) - 人見知りなのに、彼のイケイケな友人たちとのBBQに無理して参加
(苦痛でしかない時間。でも「嫌だ」と言えなかった) - 浮気されても問い詰められない
(元カノと連絡を取っているのを知っても、「嫌だ」と伝えられない) - 元カノの話を延々と聞かされても黙って我慢
(「聞きたくない」と思っても、反論できない自分がいた)



ちょっと待って!
なんでそんな男と付き合ってたの?!
当時のばねやんも相当ヤバいよ!



ホント、それな(笑)。
あの頃の私は完全に「都合の良い女」だったね。
嫌な仕事でも我慢するのが当たり前?
仕事でも毎日苦しんでいました。
理由は、「仕事=我慢するもの」という思い込みを信じていたからです。
過去の失敗経験
私は就職活動に苦労して、やっとの思いで病院の管理栄養士として入職しました。
採用枠が少なく、ようやく掴んだチャンスだったので、「頑張らないと!」と自分に言い聞かせていました。
しかし、実際の仕事は自分にとって苦痛の連続でした。
職務内容で我慢していたこと
- 患者さんの栄養状態をカルテに書き込む
→ 単純作業が嫌いで、毎日飽き飽きする苦痛。 - 他職種とのカンファレンスに参加する
→ 人見知りで話すのが苦手なので、ストレスの塊。 - 患者さんが食べた後の皿洗い
→ 潔癖症の私には地獄のような時間。 - 食材発注業務
→ 数字が苦手でミスが怖く、常にプレッシャーを感じていた。
職場環境で我慢していたこと
- 愚痴ばかり言う同僚
→ 話を聞くだけで疲れるけど、無理に合わせて笑顔で対応。 - 気分屋で威圧的な上司
→ 機嫌を損ねないように、常に気を遣う日々。 - 片道1時間以上かかる通勤
→ 朝早くから電車に揺られ、疲れ切った状態で職場に到着。
本当に毎日が苦しくて仕方ありませんでした。
だけど、こう自分に言い聞かせていたんです。
- 「せっかく入職したんだから、ありがたく仕事しないと!」
- 「私は努力不足なんだ。もっと頑張らないと!」
こうやって私は
自分の気持ちに嘘をついて、無理をし続けていました。



分かる!
日本って本当に【仕事=我慢】っていうイメージが強いよね。
そして、その我慢の対価が給料って考え方が根付いている気がする。



そうなのよ。
私も親が仕事を我慢している姿を見て育ったから、「仕事ってこういうものだ」と思い込んでたの。
ボッチが嫌で周りに合わせすぎていた私
友人関係でも、私は自分の本音を言わずに、常に周りに合わせてばかりいました。
理由はシンプルに嫌われるのが怖かったからです。
その恐怖の根底には、中学生時代のトラウマがあります。
当時、クラスの女子全員からハブられるという、いじめの経験がありました。
それ以来、「本当の自分を出したら嫌われる」と思い込むようになってしまったのです。
我慢のためにしていたこと
自分を隠して、周りに合わせるためにこんなことをしていました。
- SNS映え目的の旅行に付き合う
(本当はどこにも行きたくないのに…) - 家で漫画を読みたいのに、無理してご飯会に参加
(正直、家にいた方が楽しいのに言い出せない) - 本当はノートを貸したくないのに、勉強しない友達にノートを見せる
(断る勇気がなくて、仕方なく貸してしまう)



いるいる!
インスタに載せるためだけに映えるスイーツとかご飯に行きたがる子!



私、あれ100%興味なかった(笑)。
でもね、【みんなに合わせないと嫌われる】って思い込んでたから、無理して付き合ってたの。
我慢しすぎる根本原因は?


振り返ると、私が我慢ばかりしていた原因は、「自分自身の問題」にあることに気づきました。
以下のようなポイントが根本原因です。
我慢しすぎる根本原因
- 自分軸がない
→ 周りの意見や空気に流され、自分の考えが持てない。 - 自信がない
→ 自分の価値に自信がなく、「嫌われたくない」が優先される。 - 嫌われたくない
→ 他人の機嫌を伺い、好かれることを第一に考える。 - 優柔不断
→ 自分で決められないので、とりあえず周りに合わせてしまう。 - 思い込みが激しい
→ 「こうしなきゃ嫌われる」と勝手に思い込む。 - やりたいことがない
→ 自分の本音や興味に気づけず、流されるまま行動する。



うわ~、なんか私にもめっちゃ当てはまる…。
気づかないうちに我慢しちゃってるかも。



タム子、そのままだと我慢しすぎて心が潰れちゃうよ。
私もそうだったけど、このままじゃダメだって気づいて変えたんだ。
だから、その具体的な改善方法を教えるね。
我慢をやめるためにやったこと


我慢のしすぎは、他人を優先し、自分を後回しにすることで起こります。
そこで私は、自分を優先するために以下のことを意識しました。
1. 自分軸を明確にする
最初に取り組んだのは、自分軸を明確にすることです。
自分軸がないと「自分がどうしたいか」が分からず、他人に流されやすくなります。
例えば
- 自分軸が明確な場合:
「仕事とプライベートをきっちり分けたい」→ 残業を断り、定時で帰る。 - 自分軸が不明確な場合:
「断るのは悪い気がする」→ 頼まれた仕事を引き受けてダラダラ残業。
このように自分軸があるかないかで選択する結果が変わってきます。



確かに、自分軸がはっきりしてないと流されがちだよね~。



そう。自分軸はコンパスみたいなもの。
これがないと、どこに進めばいいか分からなくなるし、すぐにブレちゃうの。
自分軸を明確にする方法が分からない方は、こちらの記事を参考にしてください↓


2. 自分で決める
2つ目に意識したのは、どんなことでも自分で決めることです。
他人に決定権を譲ると、自分が我慢する回数が増えるからです。
例えば
友人とランチへ行く場合。
- 自分で決める場合
例:行きたかったカフェを選び、満足感を得られる。 - 他人に決めてもらう場合
例:定食屋に行くことになり、「本当はカフェに行きたかったのに…」とモヤモヤ。
このように自分で決めるか決めないかで、同じ行動をしても満足度は変わってきます。



でも、もし友達と意見が対立したらどうするの?



譲り合いも大切。
でもね、毎回譲ってばかりだと我慢が溜まるから、こう言ってみるといいよ!
「この前は〇〇ちゃんが決めたから、今度は私の意見を採用して!」ってね(笑)。
「自分で決めるのが苦手…」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください↓


3. 自己肯定感を上げる
3つ目に大切なのは、自己肯定感を上げることです。
自己肯定感が低いと「どうせ私なんて…」と考えやすくなり、自分を雑に扱いがちになります。
それが他人の態度にも影響を与えるのです。
自分を大切に扱う人は、自然と「この人を尊重すべき」という雰囲気を醸し出します。
一方、自分を雑に扱う人は、他人にも「私は雑に扱っても構わない」というメッセージを無意識に送ってしまいます。
例えば
【自分の扱い方で変わる他人の態度】
- 自分を大切にする場合:
「私はこれを大事にしています」とはっきり主張。
→ 他人から「この人は大事にされるべき人だ」と認識され、尊重されやすい。 - 自分を雑に扱う場合:
「まあ何でもいいです」と妥協。
→ 他人から「この人は何でもいいと思っている」と見られ、軽視されがち。



なるほど…。
自分を雑に扱うと、それが他人に伝染するんだね。



その通り!
でもね、自信を持つと、そんな風にバカにされることもなくなるよ。
「でも私、自信なんて全然ない…」と思う方は、こちらの記事を参考に↓


4.やりたいことを見つける
4つ目のポイントは、「やりたいことを見つける」ことです。
なぜこれが大切かというと、やりたいことが明確になると目標ができ、達成に向けての行動が具体的に進むからです。
その結果、周りに流されずに自分を優先できるようになります。
例えば
【やりたいことが明確な場合とそうでない場合】
- やりたいことが明確な場合
→ 例えば「副業で収入を得たい」と決めたら、育児は夫婦で分担し、夫に数時間お願いして自分時間を確保する行動が取れる。 - やりたいことが不明確な場合
→ 「私が我慢してワンオペ育児をすればいいよね…」と、理由がないまま自分を後回しにしてしまう。



確かに!
どうしてもやりたいことがあったら、目の色変えて「これやりたい!」ってお願いするよね。



その通り。
やりたいことが明確だと「ここだけは譲れない!」ってなるはず。
やりたいことが見つからない場合は、こちらの記事を参考に↓


5.みんなに好かれようとしない
5つ目のポイントは、「誰からも好かれようとしない」=嫌われることを恐れないことです。
嫌われることを怖がると、「自分さえ我慢すればいい」と考えがちになり、不満を抱え込んでしまうからです。



でもさ、敵は作りたくないし、一人ぼっちになったら寂しくない?



もちろん、わざわざ敵を作る必要はないよ。
でもね、自分を押し殺してまで続ける関係って、結局長続きしないんだよね。
私の大学時代の失敗談
私が大学生の頃、仲の良い5人グループがありました。
ところが、友人たちは不真面目なタイプで、授業中にノートを取らないのが普通。
テスト前になると、彼女たちは私のところにやってきて「ノートを写させて」と頼み、私の時間をどんどん奪っていきました。
その関係が苦痛でたまりませんでしたが、「嫌われたくない」という理由だけで断れずにいました。
あるとき、仲違いがきっかけでグループから外され、私は一人ぼっちに。
最初は「悲しい」と思いましたが、1人で過ごすうちに気づいたんです。
我慢しなくていい時間の心地よさ
1人になると本を読んだり、勉強したり、自分の好きなことに集中できて、「ああ、楽だなあ」と感じたんです(笑)。
それまで私は、知らず知らずのうちに「嫌われたくない」という思い込みで、自分を押し殺していたことに気づきました。



友達の数は少なくてもいいから、自然体の自分を好きでいてくれる人と過ごす方が幸せだと思わない?



ごもっとも!
その方が絶対に気持ちが楽だよね!
6.思い込みを捨てる
6つ目は、「思い込みを捨てる」ことです。
「〇〇しなければいけない」「〇〇でなければいけない」という思い込みに縛られていると、常識や「普通」にとらわれて、知らず知らずのうちに自分を我慢させてしまうんです。
よくある思い込みの例
- 専業主婦で稼いでいないから、「自分に価値がない」
→ 自分のためにお金を使うのをためらってしまう。 - 「家事や育児は女性がやるべき」
→ パートナーに頼らず、無理をして一人で抱え込む。 - 「夫より収入が多いと夫婦関係が悪くなるから、正社員はやめておこう」
→ キャリアを諦めてしまう。



分かる~!
子育て中って、服や美容グッズを買うとき、なんか躊躇しちゃうよね…。



なんでそう思うの?



「稼いでないくせに無駄遣いして」って思われそうな気がして…。



それこそ、ただの思い込みだよ。
毎日ヘトヘトでイライラしている妻より、いつもニコニコしている妻の方が夫だって嬉しいと思わない?
7.自分の気持ちに正直になる
最後に1番大切なこと。それは、「自分の気持ちに正直になる」ことです。
なぜこれが大事かというと、自分の気持ちに嘘をつき続けると、本当の気持ちが分からなくなってしまうからです。
物事に迷った時は以下の自分に問いかけをしてみましょう。
自分の本心を見つける問いかけ
- 本当はどうしたい?
(心の中で一番望んでいることは何?) - その選択をした結果、どんな気持ちになりそう?
(後悔せずに納得できそう?) - 3年後の自分を想像して、「良かった」と思える選択?



あー…。
でも私、これまで自分の感情にずっと蓋をしてきたから、そんな問いかけしても分からない気がする…。



タム子みたいに本音が分からなくなっている人には、感情を整理する方法があるよ。
感情をノートに吐き出す
①その日の感情を書き出す
- 「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「イライラ」など、どんな感情でもOK。
- 紙やノートにそのまま書き留めてみる。
②「なぜそう思ったのか」を深掘りする
感情に隠れている本音を探る。
例:「今日は夫が育児を手伝ってくれなくてイライラ」
→「何でイライラしたんだろう?」
→「自分ばかり大変で、自由な時間がないから」
→「あ、自分時間を作ってゆっくりしたいんだな」と気づく。
感情をジャッジしない
- ネガティブな感情も否定しない。「ダメだ」と思う必要はありません。
- 感情は自分の本音を教えてくれるサインだから大切にすること。
【感情の意味を捉える例】
- イライラ=「自分の限界」を知らせるサイン。
- 悲しみ=「大切なものを失った」と気づかせてくれる。
どんな感情でも、「私はこう思っているんだな」と受け止めてあげてください。



なるほど~!
感情ってただの邪魔なものかと思ってたけど、本音を教えてくれるんだね。



そう。感情を大事にすると、自分の気持ちに正直になれるよ。
どんな小さな感情でも、丁寧に向き合ってみて。
時間=命:有限であることを忘れない


最後に、どうしても伝えたいことがあります。
それは、「時間=命」だということです。



命って!ちょっと大げさじゃない?



いや、そんなことないよ。
じゃあタム子、タイムスリップして過去に戻れるの?



できません!(ドラえもんがいたら別だけど…)
オーストラリアの看護師、ブロウニー・ウェアさんが書いた「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本があります。
そこに書かれている後悔を見てください。
死ぬ瞬間の5つの後悔
- 自分に正直に人生を生きれば良かった
- 働き過ぎなければ良かった
- 思い切って自分の気持ちを伝えれば良かった
- 友人と連絡をとり続ければ良かった
- 幸せを諦めなければ良かった
これを読んで、どう感じますか?
「自分の気持ちに嘘をついて他人ばかりを優先すると後悔する人生になる」ということがよく分かりますよね。
私も20代の頃は、自分を押し殺して他人の目ばかりを気にして生きていました。
その結果、我慢の連続で、30代になって振り返ったときに気づいたんです。
自分の人生なのに、他人の人生を生きていた
その事実に気づいたとき、ものすごく後悔しました。
でも、どれだけやり直したいと願っても、もう失った時間は取り戻せません。



だからこそ、自分の気持ちに正直に生きないと、後悔するだけなんだよね。
私はそれを痛感して、時間術を学び、人生と向き合ったよ。
今のあなたはどうですか?
- 自分の気持ちに正直に生きていますか?
- 自分の人生ではなく、他人の人生を生きていませんか?
今からでも遅くありません。
「自分の本音で生きる」と決めるだけで、未来は変わります。
そして、死ぬときに「いい人生だったな」と思える生き方を、今から始めてみませんか?
まとめ:我慢をやめて自分の気持ちを優先しよう


今回は、人生を後悔しないために、「我慢をなくして自分の気持ちを優先する方法」を紹介しました。
- パートナーシップ:彼氏の言いなりで、自分の気持ちを押し殺していた。
- 仕事:嫌な仕事でも無理して頑張り続けた。
- 友人関係:不満があっても意見を言えず、全て周りに合わせていた。
- 自分軸がない
- 自信がない
- 嫌われたくない
- 優柔不断
- 思い込みが激しい
- やりたいことがない
- 自分軸を見つける
- 自分で決める
- 自己肯定感を上げる
- やりたいことを見つける
- みんなに好かれようとしない
- 思い込みを捨てる
- 自分の気持ちに正直になる
時間=命。
過ぎ去った時間は取り戻せません。
他人の目を気にして、我慢してばかりいると必ず後悔します。
だからこそ、「自分の気持ちに正直になる」ことで、自分の人生を生きましょう!



何だか今まで我慢してきたことがバカバカしく思えてきた!
自分の人生なんだから、自分の気持ちに正直に生きなきゃね。



その通り、タム子。
限られた時間をどう使うかは自分次第。
「これで良かった」と思える人生を作っていこう!